うざいソフト

雑記

どんなソフトを作ろうかと考えるとき、参考にするためによくオンラインソフトを探します。
そこで見てて思うんですが、何かしら「うざい」ソフトって良くありますよね。自分はそのようなソフトを作らないように心がけているのですが、今回、その「うざい」ソフトの 一例を挙げてみたいと思います。
なお、以下に記すのは、商用ソフトではない、個人作のフリーソフトに限ったことです。

・意味のないインストーラ
これは、良く犯しがち、かつ究極の「ウザ」ですね。
普通、インストーラというのは、何かしら事前に設定をしないといけない、システムに登録しないといけない、階層構造が複雑なので触られたくない・わかりやすくしたい、などの理由で使うと思うんですが、そのどれにも当てはまらないソフトにインストーラを使っているソフトがわんさかあります。
大体、こういうソフトは雰囲気で分かってきますよね。で、インストーラファイルを強制展開してみると、案の定、実行ファイル1個にReadmeだけだったりするのです。
何なんでしょうね。そういうソフトの作者は、「インストーラをつけることは格好良い」とか、「ソフト=インストーラ付き」みたいな概念があるんでしょうかね。
自分自身も過去にそのようなソフトを乱発していたのであまり強くは言えませんが・・・。
あと個人的に思ったのが、「Install Shield」 や「Windows インストーラ」、ギリギリで「Inno Setup」以外のインストーラを使っているソフトは、大体これに当てはまります・・・。

・意味のないスプラッシュスクリーン
これもかなりうざいです。
読み込みや初期化等で、やむをえず起動に時間がかかってしまう というのならまだしも、「スプラッシュスクリーンの表示で時間がかかる」というソフトがかなりあります。
スプラッシュスクリーンが無ければ瞬間起動するようなソフトも、スプラッシュスクリーンの表示により数秒以上かかってしまいます。
せめてこういうのは、設定で無効化できるようにして乾芋のです・・・。

・勘違い
これはいろいろなパターンがあるのですが、たとえば「俺はすごいソフトを作っているんだぞ」と思っていそうな感じ、あるいは「俺のソフトは企業並みだ」と思っていそうな感じがプンプン伝わるソフトもかなり見かけます。
具体的に言うと、上記「意味のないインストーラ」「意味のないスプラッシュスクリーン」に加え、起動時に使用許諾契約書をモーダルダイアログで表示 、よく分からん「ライセンス番号(シリアルナンバー?)」をつけちゃってる、完全なフリーソフト(メールウェアでも何でもない)なのにアクティブ化まがいの操作が必要、極めつけは、作者名が「○○ Corporation」。もちろん、企業や各種団体等では無いですよ。

もうねぇ、こういう感じのソフトは、無いようであるんですよね。
まぁ自分自身も上のようなことを何年も前にしてしまっていたので、強く言うのはあれですけども、逆に言えば、やっちゃっていたからこそ言えるということもあります。
これらの行為は、作者にとってみれば「手の込んだソフト」に見せかけるためのものなんでしょうけど、利用者にとってみればただ「うざい」だけであり、よほどじゃない限り、これらが見つかった時点で使わずにゴミ箱行きでしょう。

皆さん、気をつけましょう・・・。